市房山現状(2020年7月) 今夏、市房山登山を計画されている方へ

今回の球磨人吉地区を襲った豪雨は地域全体に甚大な被害をもたらしましたが、市房山にも大きな傷跡を残しました。もうすぐ梅雨が明けです。今夏、市房山登山を計画されている方もおられるかもしれませんが、現時点では市房登山はお勧めできません。以下、当方が知っている限りの市房山の現状とお勧めできない理由を以下に記します。(すべて熊本県側:水上村から登山する場合です)

1. 橋が流されている。

市房山に登るには、市房キャンプ場から登るか若しくは3合目まで車で登りそこから登山を開始するかどちらかを選択することになりますが、いずれの場合もまず川を渡る必要があります。しかしながら、今回の大雨で川を渡るための橋(祓合橋:はらいごうばし)が影も形もなく流されました。そのため、現状は、市房山にたどり着くために川を歩いて渡る必要がありますが、急流のため慣れない方は危険です。また、市房キャンプ場から登った場合、2合目も川を渡る必要がありますがこちらの橋も流されているようです。

2. 市房神社(4合目)から山頂までは未確認

登山口から神社までの道は取り急ぎ登山道の確認が行われ、橋が流されている以外は大丈夫とのことでした。唯、市房神社から山頂までの道は非常に勾配がきつくなるため、危ない箇所もあるということです(未確認情報)。まだ確認のための登山が行われていない現状でははっきりしたことは分かりませんので、登山されない方が無難です。

3. 川の増水

川の増水も危険です。橋が流されて川を渡らなければならないことは既に述べた通りですが、夕立等で川が増水した場合、川を渡るのはとても危険な状態となります。特に夏のシーズンは夕立で鉄砲水がでるということも過去に幾度となくおきています。ということは、登山開始の時は渡れた川が帰りには増水して渡れないということも考えられます。その場合は、山に取り残される危険性があります。

 以上のことを踏まえ、現時点で市房登山はお勧めできません。唯、これから復旧も進むと思いますので進展がありましたら、またお知らせします。

 市房山の現状は以下も参考になります

https://www.facebook.com/mizukamimura.kankou/posts/2842570022519557



祓合橋が流された直後の写真。橋は跡形も無くなっていた(7月4日撮影)